傘のエコバック

新聞に古傘の生地を使ってエコバッグを2006年から
作っているご婦人が紹介されていました。
年に一回、講座を開き、夫の形見の傘を使う事もあると記してました。
その記事を読んで、色々思い出し、アイデアが浮かび、
そして改めて思ったことがあります。


私は20年以上前から古傘を使ってエコバックなどを作り、
バックの中にはいつも入れて持ち歩いています。
私も以前、義父が愛用していた傘を使って義母にエコバッグを作りました。
少しでも義母が元気になってくれるようにと思いながら。


そういえば、次男に汗と泥で汚れたサッカー着を入れるために作った
傘の袋はどこに行ったのだろう。



私は祖母の「形を変えてでも最後まで使い切る。」という
暮らし方を身近で見て尊敬しているので、
壊れたものでも簡単には捨てられません。
http://d.hatena.ne.jp/poohkhgf/20120506/p1
http://d.hatena.ne.jp/poohkhgf/20120725/p1
http://d.hatena.ne.jp/poohkhgf/20120816/p1

もちろん、まだ形になっていない壊れた傘の生地もはぎれも
大切にしまってあります。


袋だけじゃなくて、孫の食事用エプロンなんかもいいかも!(^^)!
携帯用の(使用済み)おむつ入れも作ってあげたいな。
だって、ごみは持ち帰らないと…匂い対策は? 頭の中を駆け巡る…


でも、最近はそういう考えは間違っているらしいみたいですね。
「片付けられない人」が増えているのは、何でも「もったいない」といって
取って置き、家の中にモノが溢れているのが原因という事らしいです。
それらをすべて捨てなさい、いわゆる断捨離をしなさいという風潮らしいです。


今は殆どのモノが買える時代。なんでも手に入る時代。だからこそ、
本当に自分に必要なもの・合うもの・好きなもの・気に入ったものを
じっくり選び大切に長くいつまでも使いたいと思います。


そして、既製品を買ってくるだけでなく、
たとえミシン目が曲がっていても、
たとえ形がいびつでも
使う人のことを考えて、心を込めて、世界に一つだけのものを
作りたいと改めて思った日でした。