毎年恒例、編み物。
私は寒くなると、何故か編み物をしたくなります。
何か特定のものを作りたいというよりも、あの編む動作をしたくなるのです。
リサイクルショップへ行って2〜3個の安い毛糸を買ってきて
それで出来るものを編みます。そうすると、毛糸も余ることもありません。
安い毛糸と言っても決して質が悪いわけではないです。
誰かがセーターか何かを編んだ残りなのでしょうね。
私は、今回メビウス編みというものをやってみたかったのです。
何年か前、スヌードが流行りましたよね。
輪っかになっていて、一回ねじれているマフラーのようなものです。
あれを編むとどんな風になるのか解明したかったのです。
メビウス編みの輪針があるということで買ってみたのですが、
これって、長さは120cmで長いけれど普通の輪針なんじゃない?
若い時、カーディガンや前開きベストを編んで前立て部分の
目を拾って編むのに使いました。
私の祖母は、長男が生まれたときに輪針でおくるみを編んでくれました。
大作です。しかも、80歳を超えていました。懐かしいなぁ。
作り目をして編んでいくと、あらら…120cmもあった針が短くなってる!
どう見ても半分になってる?どういうこと?
しかもどこまでも一方方向で編み続けられるし、
これが「メビウスの輪」なんですね。
終わりなき、無限大…だから∞なんだ!
と半世紀以上も生きてきたのに今頃、点が線で繋がった私です。
主人が吸っているタバコも確かメビウス。
永遠に吸い続けなさいというメッセージ?
スヌードは無事完成して外出時、2重になって私の首元を温めてくれますヽ(^o^)丿